上記、中村の井上輝夫論に引用されている、井上の父、井上光二が記したシベリア抑留体験記『しべりあ・ものがたり』を以下からお読みいただけます。

親族にのみ残した貴重な体験記であり、生前の井上輝夫が再刊を願っていたが叶いませんでした。

現在は原本は第1部、2部が2セットのみ残っており、本年(2022年)に井上の御親戚である清水操氏が国立国会図書館並びに舞鶴引揚記念館にそれぞれ納本されました。

なお、以下のコピーは中村剛彦がスキャンしたものです。

井上光ニ『しべりあ・ものがたり 第1部:白樺の詩(うた)』

井上光ニ『しべりあ・ものがたり 第2部:望郷の丘』

井上輝夫「宮崎駿監督『紅の豚」、その主題と歴史的背景」

*クリック後「midnight press WEB No.11」の15頁−26頁にあります。 

動画作品

制作者プロフィール

  

・撮影・編集:木村竜太 (TV番組ディレクター)
慶應義塾大学にて、井上の担当したゼミ「ポスト・モダン論」「モダン論」を受講。1997年、ドキュメンタリージャパンへの入社以降、TVドキュメンタリーを中心に様々な映像作品を演出。代表作に「BS朝日開局10周年記念番組 ダ・ヴィンチの指紋」(http://www.bs-asahi.co.jp/davincinoshimon/)等。

 

・音響:古沢健太郎(音楽家)

アンビエント、ノイズ、フィールドレコーディングを織り交ぜた音楽を制作。

soundcloud → https://soundcloud.com/circlelikeq

詩と音響のコラボレーション→http://www.midnightpress.co.jp/clubfurusawa-soundlist.html

 

・朗読(「井上輝夫の歩いた道」):中村剛彦(詩人) 

井上輝夫に師事。 『壜の中の炎』(2003、ミッドナイト・プレス)、『生の泉』(2010、ミッドナイト・プレス)。
ブログ:
https://www.tumblr.com/blog/takeandbonny

 

井上輝夫作品選

 

*それぞれのリンクを開き画面右下にカーソルを合わせるとダウンロードマーク(下方向矢印)が出ます。クリックするとPDFで保存可能です。